『バッド・バッチ』第4話『追いつめられて』考察です。
ayumi14
やっと金曜日、今週もお疲れ様でした~💛
宜しければ第1話~3話までの考察もご覧下さい。
目次
バッド・バッチに見る「戦争観」
今回の舞台は惑星パントラ。
クローン戦争の終戦を祝うパレードを見る人で街は賑わい、戦勝側の銀河帝国が共通通貨への換金を呼びかけるコマーシャルを流しています。
この会話がスターウォーズの戦争観だなぁと感じました。
スターウォーズってタイトルに『WARS』が入っているので、もちろん『戦争』の話なのですが、実際の戦争が描かれているのは『バッド・バッチ』のタイミングで終戦しているこのクローン戦争のみだとも言われています。
終戦と言えば特にアメリカでは1945年の第二次世界大戦の終戦の際に、ニューヨークのど真ん中でキスする男女の写真が有名なので、オメガの感覚と同じでもっとお祝いムードのイメージを持っているのかと思っていました。
バッド・バッチのメンバーは元々は共和国側についていたジェダイの配下に置かれていたクローン兵ですが、戦争終盤に発令されたオーダー66でバッド・バッチ以外のクローン兵全員がいきなり帝国側に寝返っています。
つまりバッド・バッチにとって“終戦”は、勝利でもなければ負けてもいない、でも関係ないわけではない、とても複雑なもの。
今後、この“戦争”がバッド・バッチの目を通してどのように描かれるのか注目です。
バッド・バッチ最弱回?
賞金稼ぎのフェネックが初登場。
賞金首となったオメガを狙ってやってきます。
ayumi14
マンダロリアンシーズン1にも出てきた腕利きおばさん!!(失礼)
フェネックは狙撃手なので、スナイパー・ライフルで遠くから敵を狙えば百発百中。
なのに今回はほとんどが接近戦。
フェネックは小柄な女性なので、接近戦では、屈強なクローン兵であるバッド・バッチには手も足も出ないだろう…と思いきや、次々とボコボコにします。
ハンターもレッカーもちょっと頭突きされただけで気を失い、「かなり強い」と言って警戒するのですが、いやいやいや!!!
ayumi14
君たちクローン兵最強のチームだよね????
多分、今回のバッド・バッチが弱かったのは、食料が底をつきてみんな空腹だったからでしょう。
それしか思い当たるフシが見つからないくらい、ボッコボコ回でした。
今日のレッカー観察日記
最後に推しの観察をして終わりたいと思います。
今回のレッカーの良かったところはラストの船内での会話。
オメガが賞金首になっていることを本人にズケズケと言ってしまうテクに対して、
「子どもをビビらせんな」
と忠告します。
ayumi14
相手のことを思いやれるようになっている……!!!✨
バッド・バッチは登場人物が多いので、1話のうちにそれぞれにたくさんセリフがあるわけではないのですが、それでもちょっとずつ成長や変化を感じられるポイントが仕込まれているところが面白いです。
今回はクロスヘアーの出番はありませんでしたが、彼は彼で1人取り残されたカミーノで、孤軍奮闘してまた別ベクトルの成長をしているはず。
毎週金曜日のお楽しみをありがとう、Disney+!
以上、『バッド・バッチ』第4話『追いつめられて』の考察でした。