『ボバ・フェット/The Book of Boba Fett』第5話『マンダロリアンの帰還』の考察です。
ayumi14
チャプターのタイトルを宣伝しない手法が、めちゃくちゃ功を奏していますね…!!
先週からマンダロリアンとのクロスオーバーがあり、ファンの期待を一身に背負った第5話です。
では早速行ってみましょう!
目次
ご褒美回
第5話も長尺、52分たっぷりと、ボバ・フェットではなくマンダロリアンの活躍を楽しめます。
曲がりなりにも『ボバ・フェット/The Book of Boba Fett』というタイトルで主人公が出てこない、にも関わらずわくわく感が止まりません。
冒頭からマンダロリアンの登場シーンと、その後の戦闘シーンがかっこよすぎて震えます。
ボバ・フェットのアーマーに見慣れると、マンダロリアンのアーマーの磨き上げられたベスカーの輝きに一種の宗教的な思想を感じるのではないでしょうか。
いつも通りマンダロリアンは仕事をこなし、依頼人から報酬を得ますが、何かが足りない…
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みんな大好きグローグー!!
惑星ネヴァロの隠れ家の生き残りアーマラーや、パズ・ヴィズラが出てきたり、タトゥイーンの整備屋やドロイドたちまで次々に登場!
もう、ただの同窓会です。
しかし行く先々で「あの子(グローグー)はどうした?」と訊かれ、そのたびにマンダロリアンは「あの子の無事を確認しに行きたい」「小さい友達に会いたい」と漏らします。
『ボバ・フェット/The Book of Boba Fett』シーズン1の間に、その願いが叶うかどうか怪しいところではありますが、『マンダロリアン』シーズン3が進行中なのは間違いありませんから、またマンドーとグローグーに会える日も近いはずです。
マンダロリアンの“改宗”
前回の考察で、『The Book of Boba Fett』のタイトル回収について触れました。
“The Book”は“聖書”の意味で、この物語は『ボバ・フェット記』なのではないかということです。
一方、今回マンダロリアンは「人前でヘルメットを脱がない」という伝統を破ったことで、一族を追放されてしまいます。
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マンドーがヘルメットを脱いでしまった理由は、『マンダロリアン』チャプター16をご覧下さい。
(作中もう1カ所ヘルメットを脱いでいるシーンがありますが、チャプター16の方がツッコミどころ満載です…)
合言葉『This is the way.』の一言であっさり追放されたマンドーは、今後はもうヘルメットを脱ぐのも自由、仲間のために賞金稼ぎに明け暮れる必要もありません。
まるで宗教のように信奉してきた一族の掟がなくなり、マンドーは今後初めて“自分の道”を探すことになるのでしょう。
その時、彼はどこへ向かうのか?
第5話のラストでフェネック姐さんに、仕事を手伝えと言われるものの、グローグーに会いたい一心のマンドーは少し渋っていた様子。
マンダロリアンが『ボバ・フェット記』にどう記されるのか、今後の展開に期待です。
あと2話で描き切れるのか?
第5話がご褒美回になってしまったため、残りあと2話でボバ・フェット一家の戦いをサッと始めて、パッと終わらせなければならない事態に。
ランコアのしつけはどうなった?
ギャングの悪行をチクってきた水商人の復讐は大丈夫?
双子ジャバはもう出てこない?
黒チューバッカもっと活躍しないの?
などなど、気になりだしたら止まらない、怪しい伏線がまだたくさん残っています。
この流れだと、当然シーズン2もあるものと見て良いのでしょう。
『ボバ・フェット/The Book of Boba Fett』は一旦終わり、『オビ=ワンケノービ』か『マンダロリアン』シーズン3の予告が挟まれて、またわくわくしてしまう自分が予想できます。
来週からはいよいよボバ・フェットとマンダロリアン合流(マンドーがグローグーに会いたい!とダダをこねなければ)なので、盛り上がり続けること間違いなし!
毎週水曜日の楽しみがなくなるのは寂しすぎますが、残りも駆け抜けましょう!
以上、『ボバ・フェット/The Book of Boba Fett』第5話『マンダロリアンの帰還』の考察でした。