『オビ=ワン・ケノービ』パート3の考察です。
ayumi14
予想よりもだいぶ展開が速い……!!!
パート1とパート2が同時公開で、その5日後が本日(2022年6月1日)なのですが、楽しみ過ぎて1億光年待った気分です。
早速考察行ってみましょう。
前回記事も是非ご覧下さい。
目次
ジェダイ・コードギリギリ
遡ること『スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐』のラストで、亡きマスター・クワイ=ガンとの交信の技術をヨーダに授かったオビ=ワン。
しかし本シリーズが始まって以降、何度もマスターの名を呟く場面はあるものの、肝心のクワイ=ガン(ダジャレではありません)はリアクションをくれません。
ayumi14
レイア曰くヨボヨボのおじいちゃんに見えるオビ=ワンが、亡きマスターに依存する姿は切ない……
パート3でも冒頭からオビ=ワンは跪いて目を閉じて、まるで祈るような姿勢でマスターに呼びかけています。
ここでジェダイ・コード(掟)をおさらいしておきましょう。
また、執着心は放棄すべきという信念から、ジェダイは誰かに愛情を抱いたり結婚して家族を持つことを禁じられていた。しかし、執着を否定しているからといってジェダイが憐れみの心を持っていないわけではなく、実際のところ彼らは生きとし生けるものはすべてかけがえのない存在だと信じていた。
ジェダイ・コード|Wookieepedia
愛弟子のアナキンに自ら手を下した直後に、タトゥイーンの砂漠の真ん中で孤独な生活を10年も続けていたら、例えジェダイと言えども辛すぎて、何かに執着するのも当然と言えるでしょう。
しかしその執着心ゆえ、マスター・クワイ=ガンは呼びかけに応えてくれないのではないかという気さえしてきます。
ジェダイ自体が離散し、帝国から追われる身となっている今、ジェダイ・コードを守るかどうかは本人の自律に委ねられている状態。
果たして今シーズン中にマスター・クワイ=ガンは現れるのか?
注目したいですね。
ルークが出来るならアナキンにも出来る生霊
貨物船で惑星マプーゾに逃げ延びたオビ=ワンとレイア。
味方との合流地点へ向かう途中、オビ=ワンは遠くに人影を見ます。
背が高く、ジェダイのようなローブを着て、向こう側を見ている人
オビ=ワンが目を凝らしてもう一度見ると、一瞬振り向きます。
レイアに呼ばれて我に返り、もう一度同じ場所を見ると、人影はなくなっています。
パート2でサードシスター(リーヴァ)に、アナキンが生きていることを告げられ、以降動揺しっぱなしのオビ=ワンなので、このアナキンの人影もオビ=ワンの見た幻覚なのではと思ってしまうでしょう。
しかし思い出してください。
ルークが出来ることは、アナキンにも出来るはず。(確信)
そもそもオビ=ワンがマプーゾでアナキンを見た段階では、アナキンはヴェイダー卿となってしまっているので、かつての肉体の状態でその場にいることは不可能です。
つまりアナキンは、オビ=ワンがマプーゾにいることを察知して、自身の霊体を先に飛ばしたのだと思います。
ほどなくして本人も惑星に到着しているので、霊体で偵察に来たか、オビ=ワンをけん制しに来たのでしょう。
アナキンの姿で現れたからこそ、余計にオビ=ワンを動揺させることには成功していますね。
レイアの人脈のはじまり
ハジャが手を回してくれた味方の隠れ家へとたどり着いたオビ=ワンとレイア。
助けてくれたターラはパスというネットワークを通じて、銀河中と繋がっていると話します。
ayumi14
うさん臭さ全開だったハジャがこんなネットワークに繋がっていたなんて……!(ちょっと好きになってる)
パスという組織は初出のようなので今後種明かしされる可能性はあります。
オビ=ワンの舞台が恐らく9BBY、反乱軍の設立が2BBYなので、パス=反乱軍にしては時代がちょっと早いです。
9BBYに起こった出来事としては以下の通りです。
・ジェダイの大粛清
9BBY|Wookieepedia
・初期反乱運動
・ソウ・ゲレラのパルチザンの反乱運動
この「初期反乱運動」にパスの運動も含まれるのでしょう。
後にレイアがこの反乱分子をまとめると考えると、幼少期にすでに人脈に介入する機会を得ていたことは驚きです。
『オビ=ワン・ケノービ』パート3の考察でした。
実は一番興奮したのは全会一致でダース・ヴェイダーと初めて相まみえたオビ=ワンの様子だと思います。
交戦しないよう逃げ回るオビ=ワンに対し、問答無用で火の海を作り、じわじわ追いつめる様は、
10年間、この日のためにイメトレしたんだろうなぁ…
と思ってしまうほど鮮やかでした。
まさか3話目でもう対面してしまうとは思わなかったです。
展開が『ボバ・フェット』の10倍速い(当社比)を言われる『オビ=ワン・ケノービ』、次回も宜しくお願い致します。
2 件のコメント
こんにちは。「♡」ありがとうございました。
面白い記事を書かれていますね。感想コメントを失礼致します。
・クワイ=ガンに執着
「執着」と言うのは違うんじゃないかな?二人はマスターとパダワンの関係。ある意味兄弟よりも深い関係。執着しているわけではないのでは?ここはその事より何故クワイ=ガンが応えてくれないかを考察すると面白い記事が書けると思います。勿論、EP3のラストでヨーダがケノービに連絡方法を「教えてくれていた」場合が前提になりますが。(ヨーダは「教えよう」としか言っていない。と言うのが客観的事実です)
・ルークに出来るならアナキンにも
ルークが出来るようになったのは長く辛い修行と経験をしたからこそです。それがこの時点でのアナキンに出来るものでしょうか?ここはベンの心情を慮った方がストーリーにも厚みが出てくるのではないでしょうか?
・レイアの人脈
そうですよね。そういう運命の下に生まれてきて、この後も過酷な人生を送っていくんですよね。ここも考察を深めるとそれだけで記事が書けそう。
以上、辛口(?)でしたが、ayumi14さんが人気の考察者になられますように。
p.s.
私、オビワンをパート3まで観て大きな疑問があるんですよ。「何故オビはあそこまでフォースを弱める必要があったのか?」
隠れる必要は分かるけど、あれじゃジャバはおろかタスケンの集団からもルークを守れないじゃないかと思うんですよ。謎
季八 様
返信が遅くなり申し訳ありません。この度はコメントありがとうございます。
辛口(?)でもいただけるのは大変嬉しいです!
こういうやり取りが楽しくてSNSやブログをやっておりますので^^
考察の視点についてたくさんヒントを下さり参考になります。
スターウォーズは歴史も長く登場人物も多いので、様々な解釈が出来て考察のし甲斐がありますよね。
オビ=ワンとクワイ=ガンの関係や、アナキンとルークの違いなど、もっと深く観察していきたいと思います。
また機会がありましたらコメントお待ちしております!