バッド・バッチシーズン2初回考察|第1話、第2話のオメガ、ハンター、エコーの名言や時系列も解説

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ayumi

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This is the way.

ディズニールネサンス育ち。
『アラジン』は一生で一番多く観た映画になる予定。
ディズニーとスターウォーズ界隈を行ったり来たりしています。
YouTubeも更新したりしなかったり。

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『スターウォーズ:バッド・バッチ』シーズン2の第1話、第2話についての考察です。

ayumi14

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キタキタキター!!

元々2022年秋ごろに配信予定だったのが、『キャシアン・アンドー』の配信と共にズルズル後ろ倒しになって、やっと2023年1月4日に公開されました。
『スターウォーズ:バッド・バッチ』の爽快感と手軽な面白さを欲していた私には、『キャシアン・アンドー』の重厚なストーリーはなかなかにヘビー。

全12話ネタバレ解説しているので、お時間ある方はぜひ。

というわけで今回から『スターウォーズ:バッド・バッチ』シーズン2の各話をネタバレ考察していきます。
しかし『スターウォーズ:クローン・ウォーズ』全話が長すぎて履修が終わる気配のない私にとっては、今回の『スターウォーズ:バッド・バッチ』の考察も玄人のファンの方々からすると、基本情報のおさらいのような内容になってしまうかもしれません。

スター・ウォーズ初心者にも『スターウォーズ:バッド・バッチ』のおもしろさが伝わる内容にしていきたいと思っています。

基本情報+αで、シーズン1のような「オメガ老女説」など、独自の視点も入ってくるのでご容赦ください。

論破されてしまった「オメガ老女説」についてはまとめ記事からどうぞ。

というわけで『スターウォーズ:バッド・バッチ』シーズン2もよろしくお願いいたします!

テーマは「自由」

シーズン1ラストでクローンたちの故郷カミーノと共に死んだことになっているバッド・バッチ。
しかし実際は命からがら生き延びていて、雇い主シドのバーを拠点にして、裏任務を遂行しながら潜伏していました。

第1話『Spoil of war/戦利品』冒頭で任務から帰ったバッド・バッチに新たな任務が与えられます。
帝国が占領するセレノーにある、ドゥークー伯爵の軍資をくすねてくるというもの。
帝国から逃れる身でありながら、そのド真ん中に入っていく任務にバッド・バッチのリーダーであるハンターは反対します。

We’re already free.(俺たちは自由だ)

ハンター『スターウォーズ:バッド・バッチ』

You wanna really be free.
Then pull off this heist.(自由がほしけりゃこれをやり遂げな)

シド『スターウォーズ:バッド・バッチ』

自分たちはすでに自由だと思っているハンターに対して、シドは論破。
もっと稼いでから隠れるのが賢明だと言います。

『スターウォーズ:バッド・バッチ』シーズン1でもオーダー66に反したバッド・バッチの行く末について、彼ら自身もわからずに右往左往する様子が見られました。

シーズン2では冒頭ではっきりとハンターから「自由」というワードが出たように、バッド・バッチが目指すのは「自由」なのです。

©️Disney /Lucas Film

しかし「自由」とは何なのか?
「自由」を得るために、具体的に何が必要なのか?
手放すべきものと、そうでないもの。
覚醒したクローン兵として、人々にするべきこととは。

いずれも答えにはまだ行き着いておらず、またバッド・バッチの中でも目指すものは違ってきそうでした。

オメガの成長

『スターウォーズ:バッド・バッチ』シーズン1では、正体がわからないことと、初めてカミーノから出たということもあり、足手纏い感が強かったオメガ。
シーズン2では、冒頭から大活躍でした。
弓を自在に操るだけでなく、ちょっとした非常事態にも焦らず対処できるようになり、帝国艦の勉強もしています。

©️Disney /Lucas Film

表情がグッと凛々しくなって、もはやボバ・フェットなのでは?と思ってしまうほど。

バッド・バッチの中に自分の居場所を確保するため、彼女なりに努力したのでしょう。

ayumi14

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不良おじさんたちに囲まれて苦悩するオメガを想うと胃が痛くなる〜

戦利品を手放すことを頑なに拒んだり、危険を承知で単独行動をしたりと、相変わらずバッド・バッチに諌められる子どもっぽさはありますが、それは愛嬌ですね。

なんせバッド・バッチはオメガにとって兄弟。
一緒に育ったわけではありませんが、間違いなく同じ血が流れています。
また大勢のクローンの中で、バッド・バッチもオメガも特殊な存在だったことも関係あるでしょう。
突然変異で特殊能力を得たバッド・バッチと、ボバ・フェット(アルファ)と同様にジャンゴ・フェットの純正クローンとして生み出されたオメガ。
クローンの故郷カミーノが無くなった今、バッド・バッチにもオメガにも帰る場所はありません。

その事実だけでも、オメガを成長させるには十分だったのではないでしょうか。

とにかくシーズン2のオメガは表情がかっこいいので注目です。

戦後における「戦争」

『スターウォーズ:バッド・バッチ』は、スター・ウォーズの時系列では戦後です。
プリクエルで始まったクローン・ウォーズが終わり、帝国軍が銀河を支配し始めた時代のエピソード。
直近のスター・ウォーズ作品を参照すると、

  • プリクエル(エピソード1〜3)
  • 『スターウォーズ:バッド・バッチ』
  • 『オビ=ワン・ケノービ』
  • 『キャシアン・アンドー』
  • オリジナル(エピソード4〜6)

という順の時系列です。

第2話『Ruin of war/戦争の爪痕』では、分離主義者に占領されていたセレノーの生き残りと出会います。
戦争が終わった後も、帝国軍から隠れるように生活し、戦争で失われた故郷の文化などのアーカイブを大切に保管しているのです。
バッド・バッチと別れる際にもこう言い残します。

I’m a survivor.
Remember?(大丈夫 また生き延びるさ)

ロマー『スターウォーズ:バッド・バッチ』

結局のところ、クローン戦争が終わったとは言っても、銀河の人々の戦争は戦後も続いています。
分離主義者や帝国軍が入れ替わりながら支配するだけです。

それはバッド・バッチにも同様。
ラストでエコーがオメガに向けて伝えた言葉がとても良かった。

Good thing we did, or we might be fighting for the Empire right now.Of worse.
(捨ててなけりゃ今頃 帝国に仕えていたか死んでたかも)

エコー『スターウォーズ:バッド・バッチ』

We made the right choce,Omega.I’d do it all again.
(正しい選択をしたんだ 少しも後悔してない)

エコー『スターウォーズ:バッド・バッチ』
©️Disney /Lucas Film

理想は捨てたけど、それは正しい選択だったからオメガの責任ではないとフォローするエコー。

バッド・バッチの中でも機械に近い存在であるエコーが、オメガの気持ちを察して伝えたこの言葉に、戦後も続く戦争の厳しさを感じます。


さて、真面目に『スターウォーズ:バッド・バッチ』を考察してきましたが、久しぶりにバッド・バッチを観ての私のシンプルな感想。

ayumi14

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やっぱりレッカーの大胆で爽快な戦い方好きだな〜!!!!

「これこれ!!」と思いましたね。
うまくいかない時も力技でなんとか持っていく感じが、とても気持ち良いです。

このまま『スターウォーズ:バッド・バッチ』を観ていると、そのうち『マンダロリアン』シーズン3も始まって、3月は毎週スターウォーズの新作が2本観れると思ったら、実質スター・ウォーズの日は3月で良いのでは?

というわけで『スターウォーズ:バッド・バッチ』シーズン2もよろしくお願いいたします。

ayumi

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This is the way.

ディズニールネサンス育ち。
『アラジン』は一生で一番多く観た映画になる予定。
ディズニーとスターウォーズ界隈を行ったり来たりしています。
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