この記事は、「スター・ウォーズセレブレーションジャパン(SWCJ)」が再び日本で開催される未来20××年の“あなた”に向けた記録です。
よくある「イベントの内容を紹介するレポート」ではなく、「実際に参加した人間の視点から、次回に備えるための具体的なノウハウ」をまとめています。
参加者の立場から言えること、やってよかったこと、失敗したこと。そのすべてを、備忘録として残しておこうと思いました。
目次
チケット戦争はもう始まっている
2023年4月、突如発表されたスターウォーズセレブレーション日本開催のニュース。
ファンとしては、もう何も考えることなく「絶対行く」と即決しました。
そこから1年後、2024年5月にいよいよチケット販売が開始。
発売時刻に合わせてサイトへアクセスするも、まさかの1時間以上の待機列。

何が驚いたかというと、イベントの詳細が一切出ていない状態でこれほどの競争率だったこと。
開催場所と日程以外は全くの未公開。それでも世界中からファンがチケットを求めて殺到する、その熱量に圧倒されました。
普段の生活では、スター・ウォーズの話ができる人なんてほんのわずか。
でも、こういう場では自分がちっぽけに感じるほどの熱狂が確かにある。
そう実感した瞬間でもありました。
私は初めから3日間フルで参加するつもりだったので、「3dayパス」を狙いました。
ところが、のんびりしていたわけでもないのに、あっという間に完売。
仕方なく、1日ごとのチケットを個別に購入しました。
そのうちの1日は「オリジナルTシャツ付き」のチケットを選択。
正直、お得かどうかは微妙だと思っていたのですが――イベント当日、物販コーナーは長蛇の列。
事前にTシャツが確保されていたのは、結果的にかなりのアドバンテージでした。
✅ 20××年のあなたへ伝えたいこと
会場までの移動は“宇宙の旅”
私は地方(通称:アウター・リム)から参加しました。
幕張までは飛行機で約2時間。朝イチの便で出発すれば、9時過ぎには幕張に到着する計算でした。
ところが、まさかの大誤算。
イベントは10時開始だったため、1時間前に現地着なら余裕だろうと思っていたのです。
でも、実際に会場入りできたのは10時半すぎ。

なぜかというと、この流れです。
- オンライン購入済みチケットの現地引き換え
- 引き換え後、入場列へ並ぶ
- 入場後も混雑がすごくて思うように進めない
ここで一番悔やまれるのが、初日のパネル抽選に当たっていたという事実。
集合時間は9:30厳守。しかし、9時に現地着でもそこにたどり着くまで30分以上かかりました。
会場の広さ、人の多さ、運営の導線……どれをとっても、予想の遥か上をいっていました。
✅ 20××年のあなたへ伝えたいこと
宿は“銀河の拠点”になる
会場へのアクセスと同じくらい大事なのが、「どこに泊まるか」です。
今回は、幕張メッセ直結のアパホテルを予約しました。
予約時期はなんとイベント1年前の7月。それでもすでに多くの部屋が埋まっており、禁煙ルームをギリギリで確保できたレベルです。
このホテルがとにかく便利でした。
コンビニ、ドラッグストア、大浴場など、イベントの合間にほっと一息つける要素がそろっていて、何より人混みを離れて休憩できる場所があるのは大きかったです。

会場内のフードコートやコンビニは、常に長蛇の列。
食事をとるどころか、飲み物1本買うのにも苦労する状況。
そんな中で、ホテルに戻ってコンビニ飯+静かな休憩ができるのは本当に助かりました。
特に1日目は、朝4時起き → 飛行機移動 → イベント参加 → 夕方からディズニーランド(スターツアーズ目当て)という弾丸スケジュールでしたが、無事に完走できたのは宿泊先の立地のおかげです。
✅ 20××年のあなたへ伝えたいこと
SWCJは、ただのイベントではありません。
何年にも一度しかない奇跡のような機会であり、全銀河からファンが集まる壮大な祭典です。
その一方で、参加するには体力も判断力も必要で、計画性がものをいいます。
現地で迷ったり焦ったりしないよう、今回の体験を通して得られたノウハウをこの記事に詰め込みました。
いつかまた、スター・ウォーズセレブレーションが日本に帰ってきたとき、
この記事が“あなた”にとって小さなライトセーバーになりますように。
May the force be with you.