【ネタバレ感想】マンダロリアン19話|またもグローグーの発語、新共和国の闇、贖罪の意味についても考察

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ayumi

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This is the way.

ディズニールネサンス育ち。
『アラジン』は一生で一番多く観た映画になる予定。
ディズニーとスターウォーズ界隈を行ったり来たりしています。
YouTubeも更新したりしなかったり。

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『マンダロリアン』シーズン3チャプター19『THE CONVERT /改心』のネタバレ感想です。

ayumi14

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そろそろマンドーのかっこいいところが見たい!!

シーズン3に入ってから、なぜか助けられてばかりのマンドーですが、今回は見せ場がありました。
ただちょっと特殊なチャプターでもあったので、そこは解説も交えながら進めていきます。

前回記事はこちら!

では今回もネタバレ感想行ってみましょう!

またもグローグーの発語

チャプター18でペリ曰く、グローグーが「ペリって言った」とのことでしたが、これは勘違いだという意見が大半でしたね。
「ママって言った?」「パパって言った気がする…」というのは赤ちゃんあるあるで、「ペリ」は発音しやすいですし、短い単語なだけに聞き間違いしやすいことも考えられます。

ただ今回のチャプター19で、明白なタイミングでグローグーが発語したことが確認できました。

©︎Lucas Film/Disney

食事に招きたいけどヘルメットが邪魔ね

ボ=カターン・クライズ『マンダロリアン』

我らの道

マンダロリアン『マンダロリアン』

この2人の会話の後、グローグーが文章のようなものを発音します。
これが「This is the way(我らの道)」に聞こえるというものです。

確かに発音のタイミングや長さ的に「This is the way」にとても近く、実際にマンドーとボ=カターンも驚いて顔を合わせていました。
その後すぐに敵機から攻撃されてしまい、この件は有耶無耶になりましたが、確信犯でしたね。

ジェダイになる道を捨て、マンダロリアンとして生きることを自ら決めたグローグーですから、初めての言葉が「This is the way」だとしたら、アーマラーにも喜んで受け入れられそうです。

口数の少ないマンドーとほぼ2人きりで過ごしているため、一番よく聞くセリフは「This is the way」で間違いないでしょう。

思えば赤ちゃんの初めての発語って、結局は親の解釈次第なだけで、本当はどれが“初めて”だったかなんて誰にもわからないし(実際我が家もよくわかりません)グローグーに関しては視聴者それぞれの解釈で良いのかもしれません。

新共和国の闇

実はチャプター19の主人公はマンダロリアンではありません。
今回の主人公はドクター・パーシング。

©️Lucas Film/Disney
右がパーシング

彼は『マンダロリアン』シーズン1の冒頭に出てきた人物で、グローグーをクローン研究に使いたがっていました。
今回は、その後彼が新共和国の恩赦計画に参加し、コルサントで再起する様子が描かれます。

煌びやかな首都コルサントと、繁栄を謳歌する人々。

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この流れ、見覚えがあるような…?

©️Lucas Film /Disney

『キャシアン・アンドー』です。

『キャシアン・アンドー』は『マンダロリアン』より10年ほど前のストーリーですが、今回はストーリーの趣がとても似ていました。
帝国軍の残党が、新共和国に表面的には受け入れられるも、本人は複雑な想いを抱えていること。
首都に住む上流の人々にとっては、帝国だろうが新共和国だろうが関係なく、ただ長いものに巻かれてうまく時代を渡り歩いているだけであること。

ドクター・パーシングは新共和国樹立後も、帝国軍のモフ・ギデオンの下でクローン研究を行っていた人物です。
彼は自分の研究には価値があると主張しますが、新共和国はその技術を受け入れる気はなく、飼い殺し状態。
まるで、『キャシアン・アンドー』でシリル・カーンが就いていた役所仕事のようなポジションを与えられ、恩赦住宅に住んでいます。

©️Lucas Film/Disney
カーンの職場

同じく恩赦住宅に住むイライアは、かつてモフ・ギデオンの下で通信士官をしていたものの、今は再教育プログラムを受け恩赦を受けている様子。
クローン研究を辞める踏ん切りがつかないパーシングに、イライアはやるべきだと説き伏せますが、実は彼女は新共和国側に通報をしていました。
捕まったパーシングは新共和国側にマインド操作をされてしまうというストーリー。

低電圧を使って任意のトラウマを緩和する」との説明でしたが、イライアが士官の目を盗んで出力を最大限に上げたため、パーシングがその後どうなったのかはわからない状態です。

人々から歓迎され、繁栄しているかに見える新共和国も、やっていることは帝国軍とあまり変わらず、人々もそれを甘んじて受け入れている様子が垣間見えたちょっとホラーなエピソードでした。

改心したのは誰?

前回チャプター18で、マンダロアの鉱山の下の泉に入り、贖罪の要件が揃ったマンドーは、アジトへ向かいます。
直前に敵機の襲撃に遭い、家を失ってしまったボ=カターンも行動を共にすることに。

©️Lucas Film/Disney

ここで少しおさらいです。

ボ=カターンはクライズ家という、かつてマンダロリアン政権を率いた一族の出であり、クローン戦争中にはザ・ウォッチのリーダー、プレ・ヴィズラの右腕として活躍した人物。
チャプター18でも、荒廃した惑星マンダロアの官庁街を我が物顔で歩いていたのはそのためでしょう。
ザ・ウォッチがダース・モールに乗っ取られたため独立し、『マンダロリアン』シーズン2での初登場に繋がります。

一方、マンドーが所属している派閥チルドレン・オブ・ザ・ウォッチはボ=カターンに言わせれば“カルト”。

人前でヘルメットを脱がないという教義にこだわっていることを冷笑するシーンもあったほどです。

ところが今回、アーマラーにマンドーの贖罪が認められたのと同時に、ボ=カターンの贖罪も認められました。

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…???
そもそも入りたいなんて言ってな…

アーマラーに言わせれば「好きな時に出られるが それまでは我らの仲間だ」とのことで、本人だけでなくマンドーも動揺。
有無を言わせないままチャプターは終わりました。

でもシーズン3に入ってからのボ=カターンの荒みっぷりは見ていられない状況だったので、仲間ができてちょっとホッとした人も多いのではないでしょうか。

あれだけ教義の厳しいチルドレン・オブ・ザ・ウォッチですが、本人にその意志がなくても贖罪が認められるってどういうことなの?という気もしますが、その分これからの展開が楽しみですね。

『マンダロリアン』シーズン3チャプター19『THE CONVERT/改心』のネタバレ感想でした。


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『アラジン』は一生で一番多く観た映画になる予定。
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