『マンダロリアン』シーズン3チャプター21『THE PIRATE/海賊』のネタバレ感想です。
前回記事のラストでクリストファー・ロイドの出演について書きましたが、今回も空振り!
なんせ1シーズン8話というタイトなスケジュールの上、もう残り3話だというのにまだ出ていないとは何事??
というわけで今回もネタバレ感想行ってみましょう!
目次
キャラおさらい!
まずはこの方、キャプテン・テヴァ。
カーソン・テヴァ(Carson Teva)は人間の男性で、新共和国のスターファイター隊に仕えたT-65B Xウイング・スターファイター・パイロットである。
カーソン・テヴァ-Wookieepedia
『マンダロリアン』シーズン2に登場し、マンドーの違法行為を知りながら、見逃してくれた新共和国のパイロットです。
グローグーがクライアントの卵を食べちゃうグロ可愛いエピソードとして記憶に残っている人もいるのでは。
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演じたポール・サン=ヒョンジュ・リーはスター・ウォーズの熱狂的なファンであり、コスプレ趣味が乗じてスキルが高く、現場の衣装専門スタッフたちにハーネスの締め方を指導する場面もあったそうです。
続いてこの方、ゼブ。
ガラゼブ・オレリオス(Garazeb Orrelios)、通称ゼブ(Zeb)は惑星ラサン出身のラサットの男性で、ロザルを中心に活動した反乱グループのメンバーである。
ガラゼブ・オレリオス-Wookieepedia
ゼブはアニメシリーズ『反乱者たち』への出演でおなじみ。
『反乱者たち』は『エピソード3/シスの復讐』と『エピソード4/新たなる希望』の間を描いたシリーズなので、時系列的には『マンダロリアン』の方が後。
つまりゼブのその後の様子が見られた貴重なシーンでした。
『スター・ウォーズ』シリーズにあまり詳しくなくても楽しめる『マンダロリアン』ですが、知れば知るほど楽しくなるもの良いところですね。
新共和国の闇は深い
チャプター19で新共和国の闇について書きましたが、今回も思うところの多いエピソードでした。
ネヴァロから救援を求められたキャプテン・テヴァはコルサントに介入許可を求めに行きます。
コルサントの新共和国本部には、メッセージを送っても無視されるため直談判に行くという流れです。
テヴァが訪ねて行った大佐は軽くあしらい、介入は許可されませんでした。
ayumi14
そもそもネヴァロが新共和国に加盟してなかったのも悪いけど…
チャプター19でも紹介しましたが、コルサントでの仕事はいわゆるお役所仕事のイメージに近い描写がされており、前哨基地で現場を駆け回っているテヴァと大佐の間には、同じ新共和国と言っても隔たりがあるように感じます。
我々はもう反乱軍ではない
タトル大佐『マンダロリアン』
組織を築き 要請に応える立場だ
繁栄を極めるコルサントは華やかですが、そこを治める者は帝国であれ新共和国であれ、大きく違わないように感じてしまう描写でした。
むしろ新共和国のコルサントの方が、「悪は去った!」というわりに、そこにいる人々の闇が深くてがっかりもします。
必殺アーマラー
今回の見どころはネヴァロでの海賊退治です。
新共和国に援軍を断られたキャプテン・テヴァはネヴァロの危機をマンダロリアンに伝えにいきます。
ayumi14
アジトがわりとあっさりテヴァにバレて呆然としてましたよねwww
ネヴァロのカルガ上級監督官がマンドーに土地を与える代わりに保安官になってほしいと言っていたことを思い出し、マンダロリアン全員でネヴァロの海賊を退治し、そのままそこに定住させてもらおうという流れになりました。
『マンダロリアン』シリーズ始まって以降、チルドレン・オブ・ザ・ウォッチは下水道をアジトとしていたり、とにかく人目を忍んで暮らしている描写が多かったので、やっと日の目を見れるのか!?と期待感が高まります。
マンダロリアンたちが市街地に上陸し、海賊たちを奇襲していく作戦です。
そんな中アーマラーは単独で敵陣に乗り込み、なんと鈍器だけでその場にいた数名を倒します。
他のマンダロリアンはレイザーガンなど武器を持っているのに、彼女だけいつもハンマーなど仕事道具でそのまま戦うのがすごすぎる…
特に隠れる様子もなく、敵の背後から冷静に近づき、「ゴン!」「ドン!」と次々倒していく様は痛快そのもの。
そしてネヴァロを救った後、ボ=カターンに全マンダロアを宇宙から探し出して一致団結させるべしと指名を与えます。
ラストのボ=カターンの晴れやかな表情も良かったです。
アーマラーとボ=カターンはともにリーダーシップを持つ者ですが、役割は少しずつ違います。
アーマラーはチルドレン・オブ・ザ・ウォッチの精神的支柱、ボ=カターンは先頭を切って歩む者というイメージです。
だからこそ、最初はチルドレン・オブ・ザ・ウォッチに懐疑的だったボ=カターンも、彼女に敬意を表するようになったのでしょう。
アーマラー曰く、ボ=カターンがミソソーを見たというのは「次の時代の前触れ」だそうです。
これからマンダロリアンがどのように再興していくのか、何シーズンも通して描かれることでしょう。
以上、『マンダロリアン』シーズン3チャプター21『THE PIRATE/海賊』のネタバレ感想でした。