バッド・バッチシーズン2 第3話考察|コーディ、クロスヘアー、ミーナなどのキャラについても解説

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ayumi

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『スターウォーズ:バッド・バッチ』シーズン2の第3話『The Solitary of Clone/孤独なクローン』についての考察です。

初回の2話同時配信から1週間経ち、良い感じの余韻のまま迎えた第3話。
Twitterの反応を見る限り、皆さん盛り上がっていますね。

一方気になるのは、スター・ウォーズの公式Twitterです。
配信初日の英語版のアカウントはヘッダーがバッドバッチになっていたのに、日本語版はアンドーのまま。

ayumi14

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重箱の隅をつつくような指摘。。。

公式に干されてる!?と感じると一気に不安になるのが、ファン心理なんですよぅ。
『スターウォーズ:バッド・バッチ』、ぜひ公式様もガンガン推して欲しいと思っております。

それでは今回もネタバレ考察に入って参ります!

コーディの抑制チップ

今回の舞台は惑星デシックス。
分離主義の惑星へ、帝国は新総督を派遣して統治を進めていたが、現地勢力の抵抗に遭っている模様が描かれます。

そして今回の主役はクロスヘアー。

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クロスヘアー…!生きていたのか…!!

『スターウォーズ:バッド・バッチ』シーズン1ラストで、崩壊する惑星カミーノに取り残されてしまったクロスヘアー。
九死に一生を得て、復帰後最初の仕事がこの惑星デシックス統治の任務でした。

シーズン1最終話の考察はこちら!

なんとカミーノの着陸台で32日間も救援を待っていたというから驚きです。

ちなみに今回、クロスヘアーとコンビを組むコマンダー・コーディにスポットライトが当たっているため、他のバッドバッチメンバーの出演はありません。
きちんとクロスヘアー側の動きを1話丸々使って追うのは珍しいので、第3話にしてすでにターニングポイントの予感がします。

©️Disney /Lucas Film

コマンダー・コーディとは誰?と思った方、ご安心ください。

私も『スターウォーズ:クローン・ウォーズ』履修終わってません!

CC-2224、通称“コーディ”(Cody)は共和国グランド・アーミーに仕えたクローン・マーシャル・コマンダーであり、有名な第212突撃大隊が属す第7空挺兵団の指揮官である。クローン戦争中、コーディはジェダイ将軍のオビ=ワン・ケノービに仕え、その忠誠心によってジェダイ・マスターの信頼を得た。またコーディの兵士や戦略家としての才能は、ジェダイの上官や仲間のクローン・トルーパーたちから尊敬を集めていた。

CC-2224|Wookieepedia

オビ=ワンの腹心の部下ですら、簡単に裏切ってしまうオーダー66と、その威力が効かなかったバッドバッチたち…。
しかしどうやらコーディ自身は、帝国の支配の仕方に完全に賛同しているわけではない様子が見えました。

あのオーダーを疑問視する兵士も増えてるとか

コマンダー・コーディ|『スターウォーズ:バッド・バッチ』

そんな奴らは裏切り者だ ジェダイと同じ

クロスヘアー|『スターウォーズ:バッド・バッチ』

このコーディとクロスヘアーの会話で、一瞬コーディの表情が曇ります。
オーダー66や脱走兵についてどう思うか、コーディはクロスヘアーの考えが知りたい様子で複雑な表情を見せているのです。

ああ 優秀な兵士は命令に従う

コマンダー・コーディ|『スターウォーズ:バッド・バッチ』

そしてこのセリフです。
このセリフは、シーズン1でレッカーの頭に埋められた帝国の抑制チップが発動した時に発したセリフと同じ。

コーディの抑制チップが発動したのではないか?と思わせる1シーンでした。

誰が勝っても同じ

初回考察でも書いたように、『スターウォーズ:バッド・バッチ』はスター・ウォーズでは珍しく戦後の人々の様子が丁寧に描かれるシリーズです。

今回舞台になったデシックスにも、原住民たちがいて、帝国の船を見るなり全員が逃げ惑っています。
現地の総督であるというトーニ・エイムズ。

©️Disney /Lucas Film

結局ドゥークーが正しかった
共和国が腐って崩壊し より悪いものに生まれ変わると知っていた

トーニ・エイムズ|『スターウォーズ:バッド・バッチ』
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分離主義者といえば叩かれるでおなじみなのに。。。

念の為、ドゥークーについても引用します。

ドゥークー(Dooku)、別名ダース・タイラナス(Darth Tyranus)は惑星セレノー出身の人間の男性で、フォースのダークサイドに転向してシスの暗黒卿となった元ジェダイ・マスター。独立星系連合の政治的指導者を務めた。
ドゥークー伯爵は共和国に対する分離主義運動を扇動し、ジオノーシスの戦いをきっかけに共和国と独立星系連合の間にクローン戦争が勃発した。

ドゥークー|Wookieepedia

敗戦処理エピソードを改めて観ていて感じるのは、クローン戦争については、誰が勝っても実はあまり変わらなかったのではないかということです。
誰が勝っても泥沼。
共和国が勝ったとしても、すぐに反乱が起きて(シークエル参照)結局戦いは終わらない。
パルパティーンがいなくても、スノークやパルパティーンのクローンが出てきたりする。

そう考えると、分離主義もあながち間違った考えではないように思えますね。

深まる孤独

惑星デシックスの総督トーニは言います。

平和?私もかつては平和を信じた
ミーナ・ボンテリと共に和平協定を立案し分離主義勢力と共和国に戦争終結を勧めた
それを最高議長が拒んだんだ

トーニ・エイムズ|『スターウォーズ:バッド・バッチ』
©️Disney /Lucas Film

ミーナ・ボンテリについても引用します。

ミーナ・ボンテリ(Mina Bonteri)は人間の女性で、惑星オンダロンを代表した元老院議員。もともと銀河共和国の銀河元老院に参加していたが、クローン戦争で独立星系連合の支持者に回った。
戦争中、ミーナは友人であるパドメ・アミダラの頼みを受け、分離主義元老院で和平条約締結に向けた動議を提案したが、ドゥークー伯爵の陰謀で暗殺される。

ミーナ・ボンテリ|Wookieepedia

なるほど、トーニは元々パドメと繋がっていた可能性もあることがわかりました。
これは個人的な考察ですが、パドメが生きていたら、いつかトーニのように諦観してしまっていたかもしれません。
それくらい途方も無い犠牲と苦労をしてきているのでしょう。

戦争が終わっても平和は訪れない、自分が信じていたものは一旦負けるともう立ち直らない。

コーディと取り引きをしたトーニは、人質を解放します。
しかし約束はすぐに反故にされ、クロスヘアーに一発でやられてしまうのです。

帝国に二度裏切られたトーニは、ここでやっと退場できたと考えるとよかったのかもしれません。

むしろ可哀想なのはコーディとクロスヘアーです。
迷いがあるコーディと、迷いがないクロスヘアーは相反しています。

クロスヘアーには、もう戻る場所はない。
カミーノは滅亡し、バッドバッチはバラバラ、クローン戦争で活躍したレックスも脱走しています。
だから多少の迷いがあろうとも、それをおくびにも出さず、任務に没頭するしかありません。

コーディは、迷いを隠しきれません。
平和と秩序をもたらすために戦った戦争で、なぜか人々からは嫌悪されている。
信頼していた仲間や部下たちもオーダー66に懐疑的。
自分はこのままで良いのだろうか。

結局、コーディは無許可離隊という形で脱走してしまいます。

いよいよ孤独が深まるクロスヘアー。
バッドバッチが生きていると知った時、彼はどう思うのか気になります。

以上、『スターウォーズ:バッド・バッチ』シーズン2の第3話『The Solitary of Clone/孤独なクローン』についての考察でした。

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