『バッド・バッチ』第12話『ライロスからのSOS』の考察です。
前回の考察も是非ご参照下さい。
ayumi14
今週はちゃんとバッド・バッチが絡みますよ!
それでは今週もお付き合い下さい。
目次
クローンはつらいよ
第11話でライロス解放の功労者として紹介されていたクローン兵のハウザー。
彼はやはり一般のクローン兵とは少し違う思考回路を持っているようです。
しかしバッド・バッチのように完全に帝国に背くことは出来ず、かと言って捕らえられてしまったシンドゥーラ家族のことも気に懸けている様子。
シンドゥーラ夫妻の娘ヘラの居所を聞き出して救出しようと試みるも、
と言われる始末。
ayuim14
クローン兵だけは信用せんといてって先週あれほど……
クローン兵は本当に辛い立場です。
戦いのために作られ、捨て駒のごとく使われ、主人がコロコロ変わり、それに従っても背いても誰かを傷つける……
この『バッド・バッチ』を観ていてたまに感じるのはやはりサラリーマンの悲哀です。
私たちも実はクローンなのでしょうか?
たまにそんな共感を覚えます。
つかのまのジュブナイル展開
前回オメガと意気投合したヘラからのSOSを受けて、ライロスでシンドゥーラ夫妻救出作戦を実行するバッド・バッチ。
しかし当初ハンターはこの救出作戦に乗り気ではなく、「危険を冒すほどの価値がない」として撤収しようとします。
そこにオメガ&ヘラが自分たちで作戦を提案し、了承を得ることで物語が大きく動いていくのです。
ayumi14
戦略家オメガと地の利を活かしたヘラが大人を説得するシーン、キラキラしていてとても良かった!
作戦中、不測の事態に対応するために操縦士志望のヘラが初めてシャトルを操縦するシーン。
臨機応変に作戦を成功させたオメガ。
バッド・バッチには珍しい展開でしたが、それだけオメガも成長したということなのでしょう。
今週の推し観察日記
今週はオメガのセリフが良かった。
てっきり「仲間だから」って言うと思ったのですが、字幕でも「Because he’s my brother.」と言っているので「兄弟」で間違いないです。
オメガの年齢はボバ・フェットと同じなので、この時点で恐らく13~14歳くらい。
しかしバッド・バッチのメンバーの実年齢はオメガより若いことがわかっています。
オメガが旅の中で成長するにつれて、だんだんバッド・バッチのメンバーたちを「兄弟」(レッカーに至っては「弟」?)と認識するようになったことが嬉しいですね。
当初はハンターを父親のように慕っていたオメガが、やっと「兄弟」と言えるほど精神的に追い付いてきたということ。
残すところあと4話、ライロスを一旦救ったバッド・バッチたちが向かうのはどこなのか……
ayumi14
今週もよくご無事で!( ;∀;)
誰も欠けずにシーズン終われることを祈っています!
以上『バッド・バッチ』第12話『ライロスからのSOS』考察でした。