『バッド・バッチ』第9話『失われた賞金』の考察です。
ayumi14
今週はいよいよ大きな謎が1つ解けました!!
前回の考察はこちらをぜひ!
目次
ついに明かされるオメガの正体
カミーノ人がしきりにオメガを連れ戻したがる理由が明らかになりました。
ayumi14
え?クローン兵たちはみんなジャンゴ・フェットのクローンじゃないの??
私もそう思いましたが、Wookieepediaを参照してみましょう。
フェットのクローンは、オリジナルが持つ独立性を遺伝子操作で取り除かれ、銀河共和国に忠実な兵士として育成された。またフェットは遺伝子操作を行わない純粋なクローンを自分のために1体作るようカミーノアンに要請し、そうして生み出されたボバ・フェットを“息子”として育てた。
Wookieepedia『ジャンゴ・フェット』
つまりバッド・バッチを含むクローン兵は、ジャンゴ・フェットの遺伝子を操作して作られたクローン。
ボバ・フェット(アルファ)とオメガは遺伝子操作をしない純粋なクローン。
しかし初回から気になっていたのですが、他のクローンが全員男性なのに対して、なぜオメガだけ女性なのでしょう。
リアルな話、現代の技術ではクローン生物は、あくまでクローン元の性別を引き継ぐことしかできません。
クローン元と性別を分けるには、遺伝子操作が必要です。
カミーノ人の技術で、クローン元と性別を分けることが可能だったにしても、それには恐らく遺伝子操作が必要なので、オメガを純粋なクローンというのは少々違うような気もしますね。
アルファとオメガの由来
ボバ・フェットの元の名が「アルファ」だということがわかったところで、もう1つ疑問が湧いてきました。
ayumi14
そもそも「アルファ」と「オメガ」ってなんだっけ?
なんか数学の記号だったような、そうでないような。
一応高校3年生の途中までは割と真剣に数学を勉強していたのですが、もはや覚えていません。
ΑΩ(アルファオメガ)は、新約聖書に現れる語句である。厳密に言えば聖書にこの形では現れてはいないが、しばしば「ΑΩ」もしくは、「アルファとオメガ」に相当する各国語(たとえば、ラテン語: Alpha et Omega、英語: Alpha and Omega)として言及される。
新約聖書の「ヨハネの黙示録」(1章8節、21章6節、22章13節) に、主の言葉「私はアルファであり、オメガである」(コイネーギリシャ語: τὸ α καὶ τὸ ω; 英語: I am the Alpha and the Omega)として現れる。なお、21:6 と 22:13 ではこのフレーズの後に「最初であり、最後である」と続く。
Wikipedia『ΑΩ』
ギリシャ文字の最初の文字Α(アルファ)と、最後の文字Ω(オメガ)が並べられており、最初と最後、すなわち、「全て」「永遠」という意味を持つ。
同じ意味で、「A to Z」「A-Z」「AZ」などと、表記されることがある。
Wikipedia『ΑΩ』
なるほど、日本人にはいまいち馴染みがないわけですね。
男で始まり、女で終わるというのが宗教観たっぷりです。
何のバイアスもないと、“生命を産む”女性が「最初(始まり)」で、その対で男性が「最後(終わり)」のような気がします。
しかし旧約聖書では人間の始祖は男性のアダムで、それから作られたのが女性のイヴです。
ΑΩが新約聖書に表れる言葉だと言うなら、旧約聖書は通ってきているわけですから、アダムイヴと関連があるのは当然と言えます。
ここから考察するに、「ボバ=全て」つまり純粋な全ての遺伝子を受け継ぐクローン。
一方の「オメガ=永遠」つまり女性であるが故に、生命を産みだし遺伝子を永遠に繋げることが出来る、という意味なのでは。
今週の推し観察日記
今週はオメガがバッド・バッチの部隊と離れていたため、レッカーの出番はあまりなく。。。
賞金稼ぎベインとフェネックに追われるオメガが、通信機を発見してバッド・バッチの船に連絡する際、第一声で『ハンター!!』と呼ぶのがもう違和感でしかありません。
ayumi14
あんなにレッカーと仲良くしていたくせに、なんで困った時はハンターを呼ぶのさ!!!!!
オメガがフライト・ポットで墜落しかけたのを助けたときも、ポットを一番最初に開けたのはレッカーなのに、オメガはハンターに抱きつくんですよね。
あのハンターに対する絶大な信頼感は何なんでしょうか。
今週少し謎が解けたところで、実年齢で言うとバッド・バッチよりオメガの方が上だということが判明しました。
もしかしたらオメガはハンターの成長を陰ながら見守っていたとか、ハンターが気づいていないところで関わりがあったのかもしれません。
とりあえず無事オメガがバッド・バッチと合流出来てホッとしました。
次回また新たな展開に期待です!
以上、『バッド・バッチ』第9話『失われた賞金』の考察でした!