今現在、ディズニー映画の考察記事を2本上げましたが肝心なことを忘れていました。
ayumi14
まだ上げてない記事でもやはりプリンセスについてはスルー気味でした……
プリンセス好きの方すいません。
私もプリンセス好きです、決してわざと避けているわけではありません。
備忘録も兼ねてこの後悔の理由を書き出してみます。
目次
そもそもプリンセス流行りすぎ問題
ayumi14
ディスっていません!!!!
子どもが生まれて初めて気付きましたが、今の未就学児~小学生は本当にディズニープリンセス好きな子が多いのです。
ありとあらゆる身の回りのグッズがプリンセスで揃えられるほど商品化もされていますし、プリンセスごっこで誰を演じるかでキャラが被って取り合いになったという話も子どもから聞いたことがあります。
ディズニーのテレビシリーズでも「ちいさなプリンセス ソフィア」や「アバローのプリンセス エレナ」など次々と新しいプリンセスが登場しています。
一方、私の幼少期はというと、ディズニー名作ビデオコレクションというシリーズが発売された時期です。
ayumi14
シリーズの詳しい発売時期などのデータはありませんが、ビデオの発売時期が連なっているのが恐らくこのシリーズの作品かと思われます。
シンデレラ リトル・マーメイド | 1992年 |
美女と野獣 アラジン | 1993年 |
白雪姫 | 1994年 |
ピノキオ | 1995年 |
ビデオというツールがどの家庭にもすでに普及していた時期ですが、当時は今とテレビの状況も異なり、ゴールデンタイムに子どもに大人気のアニメが毎日のように放送されていた時代です。
平日はビデオを観る時間なんてなかったような気がするくらい、テレビが充実していました。
私は上記の名作ビデオコレクションは10本近く持っていて、確かによく観てはいましたが、同レベルで語れる友達が周りにあまりいなかったこともあり、「ディズニープリンセスごっこ」なんて夢みたいな素敵な遊びはしたことがありませんでした。
最近のプリンセスブームは、名作ビデオ世代が親になって改めて子どもと見返すことでブームを作っている側面もあるのかもしれません。
時代に合わせて変わるプリンセス像
ディズニールネサンスを追いかける形で映画を観ていますが、プリンセスが途切れる時期にぶち当たります。
1989 年 | リトル・マーメイド | アリエル(王女) |
1991年 | 美女と野獣 | ベル(後に王女) |
1992年 | アラジン | ジャスミン(王女) |
1994年 | ライオンキング | ナラ(後に王女) |
1995年 | ポカホンタス | ポカホンタス(王女的ポジション) |
1996年 | ノートルダムの鐘 | エスメラルダ |
1997年 | ヘラクレス | メグ |
1998年 | ムーラン | ムーラン |
1999年 | ターザン | ジェーン |
ayumi14
1995年あたりからヒロインがプリンセスではない設定になっていっていますね。
プリンセスを前面に出した『リトル・マーメイド』から始まったディズニールネサンスが、1995年あたりからヒロインがプリンセスではない設定になっていきます。
1999年の『ターザン』以降は『ファンタジア2000』『ダイナソー』など王道のメルヘンものからは離れていきます。
しかし『プリンセスと魔法のキス』以降のプリンセスは、それまでのディズニープリンセスとは一味違うキャラクターとなって戻ってきます。
それは『塔の上のラプンツェル』や『アナと雪の女王』を思い出せばわかるでしょう。
ayumi14
この辺はまた今度深く掘り下げたいと思います。
苦しい言い訳
私が映画考察でプリンセスをスルーしがちなワケは以下の通りです。
- そもそもディズニー名作ビデオコレクション世代はプリンセス好きが少数派
- 成長期に新しいプリンセスが生み出されなかった不遇の世代とも言える
- 大人になってからプリンセス人気が爆発して置いて行かれる
子どもが『シンデレラ』にハマっているときは、「現実では王子様なんか迎えに来ないのに…」と思ったりしていましたが、今となっては「元婚約者をぶん殴るくらい元気がある方がいいかな!」とほほえましく見守っております。
以上、『ビデオ世代がプリンセスに疎くなりがちな2つの理由』でした。