ボバ・フェットの本性は理想の上司だと思ってしまう理由

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『ボバ・フェット/The Book of Boba Fett』第3話『モス・エスパの町』の考察です。

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第2話でタスケンラバーが世界中で爆誕していましたね……💕

前回考察も是非ご覧下さい。

それでは早速行ってみましょう!

ボバ・フェットは“神”大名?

今回のボバ・フェットは、労働者地区の水商人の陳情から始まります。

若いギャングに商品を盗まれるからどうにかしてほしいと泣きつきにきたのです。

早速ギャングを懲らしめに行ったボバ・フェット&フェネック姐さん、「仕事がないから盗むしかない」と怒るギャングに対して「俺の下で働け」とスカウトしてしまいます。

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これはちょっと陳情した側の人もかわいそう……

どうやらボバ・フェットは、労働者地区に住んでいる=全員が稼いでいる、と思っていたようです。

しかし実際は仕事もない上に、物価が高騰しすぎて、結果的に若者が犯罪に手を染めるという有様。

その現状を目の当たりにして、ボバ・フェットは少し驚いた表情を見せます。

そしてその若者たちを自分の手下としてスカウトするのです。

大名になるまで賞金稼ぎとして生きてきたボバ・フェットには、庶民の暮らしはわかるはずもないのですが、その現状をきちんと受け入れる度量があります。

また、フェネック姐さんが豪勢な食卓を前に「贅沢を楽しめばいい」と言うものの、ボバ・フェットは自分の領地をどのように治めるかで頭がいっぱいで、全く話を聞いていません。

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意外なところに、民衆想いのリーダー爆誕か……??

ここまでのボバ・フェットの半生を辿ると、ジャンゴの息子として育てられ、天涯孤独となったあとは賞金稼ぎとして帝国側やジャバ・ザ・ハットに雇われたりしています。

プロフェッショナルとして最高の仕事をするものの、マンダロリアンと同じく孤独な賞金稼ぎ。

そんなボバ・フェットにとって、自分で仇を討った結果とは言え、人々を治める立場になるのは初めての経験でスキルも何もありません。

何なら、宇宙を転々として暮らした彼には「治められた」経験もなく、あるのは雇用関係のみ。

手本もない上に、フェネック姐さんは強硬派すぎて(統治に関しては)役に立たず、途方に暮れている状態です。

そんなボバ・フェットを見ていると、ずっと1人で黙々と仕事をしてきたのに急に部下が付いて困惑している自分の心境と重なって、ちょっとリアルに感じます。

むしろ気のいいおじちゃん説

ボバ・フェットの元に、ハット双子から貢物としてランコアが贈られます。

前回、ランコア不在で拍子抜けした方も多かったでしょうから、これはちょっと嬉しい展開です。

ボバ・フェットはランコアに興味津々で、とにかく愛でまくり!!

飼育係は「ランコアは最初に見た人間を親だと思う」と言い、ランコアの目隠しを取って、ボバ・フェットを親だと刷り込ませます。

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パパ……??(ランコアの気持ち)

飼育係がちょっと引くくらい、ランコアが気に入っているボバ・フェットが可愛いのなんの……

神大名説もありますが、一方で気のいいおじちゃんの素振りも見せるので、ギャップがすごいです。

今後このランコアが話の展開に関わるでしょう。

ボバ・フェットはとても満足気にその場を去りますが、この飼育係とランコアは恐らくハット双子からの刺客のようで不敵な笑みを浮かべるのです。

タスケンラバー撃沈の展開

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第2話であんなにタスケン好きにさせておいて、皆殺しってあまりにもひどくないか!!!???(怒)

まさかのボバ・フェットがいたタスケンの集落が襲われ、全員が無残な姿になっていました。

ボバ・フェットが出かけたちょっとの隙のこの展開、腹立たしく感じるのですが、振り返ってみるとスターウォーズではこんな展開が多かったのも事実です。

ベンの元に出かけている間に育ての親を殺されたルーク(EP4)が思い浮かびますね。

でもこの 『ボバ・フェット/The Book of Boba Fett』 シーズン1では、タスケンをクローズアップするが重要なポイントの1つだろうと思っていたので、あまりにも早いフェードアウトに言葉を失いました……

ボバ・フェットが共に暮らしたのは、タスケンの中の一氏族に過ぎないようなので、タスケン自体はデューン・シー中に散らばっているようです。

分かり合えた彼らはもういないけれど、タスケン全体の地位向上のために動く回想ボバ・フェットの今後の復讐劇にも注目しましょう!

シーズン1は8話構成なので、早いもので次回が折り返し地点です。

まだまだ伏線が多すぎますし、サプライズも期待しているので、今後も目が離せません!

以上、 The Book of Boba Fett』第3話『モス・エスパの町』の考察でした。



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