アラジン現代リブート実写?ミセス・ダウト解説

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ayumi14

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引きこもり系ワーママ

ディズニールネサンス育ち。
『アラジン』は一生で一番多く観た映画になる予定。
Twitterはオンオフ含めて4アカウント管理しているため、寝ている時以外はほぼ常駐。
歩道橋をただ歩く動画を撮ったりもしています。

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ディズニー映画に関連が深い作品を紹介していくシリーズです。

今回は『ミセス・ダウト』(1993)。

こちらはディズニールネサンスの名作『アラジン』(1992)が好きな方に特におすすめの作品です。

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『アラジン』が生涯で一番多く観た映画になる予定の私が言うので、まずは聞いて下さいよ、、、

「懐かしいな~!」という方も、未見の方も是非ご一読下さい。

『アラジン』(1992)の考察はこちら。

現代に現れたジーニーの話

まずは『ミセス・ダウト』のあらすじをご紹介します。

『ホーム・アローン』のクリス・コロンバス監督×ロビン・ウィリアムズ主演で贈る、爆笑と涙のファミリー・コメディ! 失業中のダニエルは、妻に離婚を宣言され、子供たちに会えるのは週にたった1度だけ。それに耐えられない彼は、妻が家政婦を募集しているのを知り、メイクアップの仕事をしている兄に頼んで女性に変身!家政婦、ミセス・ダウトファイアーとして誰にも気づかれずに家に入り込んだ!

ミセス・ダウト|20th Century Studio
のりのりおばあちゃん

主演ロビン・ウィリアムズ!

もうこれだけでおわかりのように、『アラジン』でジーニーの吹き替えをした彼です。

英語の歌詞なのに山ちゃんの声が脳内再生される

しかも『アラジン』の翌年『ミセス・ダウト』が公開されているので、ほぼ同じ時期に収録されていることは間違いありません。

これだけでもファンには観る価値があることは間違いないのですが、ストーリーにも注目したいところです。

このストーリーはミランダに離婚を言い渡されたダニエルが、子どもたちに会いたい一心で家政婦に扮することから始まります。

結婚生活では所謂「大きな長男」状態だったダニエルが一変。

家事や育児、また仕事が忙しいミランダを全面的にサポートすることに徹して「ミセス・ダウト」として家族の信頼を得ていきます。

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こんな友だちいるわけない……ん???

そう、ミセス・ダウトこそ現代に現れたジーニーなのです。

ミランダがアラジンだとして、ミセス・ダウトが叶えるのは「家事」「育児」の2つの願い。

そして最後にミセス・ダウト(ダニエル)を自由にしてくれて、「子ども」との面会の機会を増やしてくれるというオチです。

ここで安易に再婚というオチに持って行かないところに、クリス・コロンバス監督のセンスを感じます。

これはミセス・ダウトのセリフでも明言されています。

家族にはいろいろな形がある。
離れて暮らした方がうまくいく家族もいる。

実際、ミランダはダニエルに歩み寄る姿勢を見せるものの、ダニエルが一歩引く形で映画は終わります。

このラストまで含めて“現代版”のジーニーだと感じるのです。

90年代ファミリー映画の金字塔

続いて、『ミセス・ダウト』のクリス・コロンバス監督についてです。

クリス・コロンバス監督と言えば、80年代~現在に至るまで様々な作品に携わっている名監督。

キャリアの最初期には『グレムリン』(1984)

年齢的にファービーを思い出す不気味さ

90年代には大ヒットシリーズ『ホームアローン』(1990)

ホームアローン3以降は携わっていません(言わずもがな)

00年代には『ハリーポッターと賢者の石』(2001)から3作目『ハリーポッターとアズカバンの囚人』(2004)

ハリーポッターがまだファミリーエンタメ映画だった頃

そしてロビン・ウィリアムズと再びタッグを組んだ『ナイトミュージアム』(2006)

ロビン・ウィリアムズ以外の脇役も最高

などなど、とにかく名作・大作ばかりで枚挙に暇がありません。

このラインナップだけでもわかる通り、クリス・コロンバス監督の作品は「家族そろって楽しめるコメディ」が主軸にあります。

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私自身の幼少期(90年代)も映画と言えば「家族とテレビ(またはVHS)で観るもの」というイメージが強かったように思いますね~

この「家族で観れる」クリス・コロンバス監督作品は、同時期のディズニールネサンスの作品と同じジャンルだと言えます。

『グレムリン』や『グーニーズ』(1985)はファンタジー作品でもありますので、ファミリーコメディだけじゃ物足りない方にもおすすめです。

3つの願いを叶える

話を『ミセス・ダウト』に戻しましょう。

ミセス・ダウト自身が現代に現れたジーニーだと表現しましたが、「願いを叶えてくれること」だけが理由ではありません。

ここではこの話を少し掘り下げます。

まず『アラジン』では、主要な3キャラクターそれぞれに願いがありました。

アラジンジャスミンジーニー
お金持ちになって
貧しい生活から抜け出す
王族のルールに縛られず
自立して生きる
主人に仕える生活を辞める
それぞれの「自由」

共通するのは、内容は全く異なるものの、それぞれの願いこそが「自由」だと思っている点。

『アラジン』は三者三様の自由を全て叶えるところまで持っていくことがテーマでもありました。

一方の『ミセス・ダウト』でも、主要な3キャラクターに願いがあります。

ダニエルミランダ子どもたち
子どもたちと過ごす家事と育児をサポートされたいパパと過ごす時間がほしい
ママに幸せになってほしい
ミランダの気持ちがわかりすぎる

ここで大事なのは誰も再婚は望んでいないということ。

ダニエルはミランダに捨てられたこと自体には未練がなく、子どもと会えないことに不満を漏らしています。

途中でミランダを狙うスチュワートという男性が出てきますが、あくまで子どもたちを奪われるのを阻止するために動くだけです。

また子どもたちはパパっ子なのですが、ダニエルに生活力がないこともわかっているため、生活の基盤はミランダに任せるのが共通の認識のよう。

こちらも三者三様の願いを全て叶えつつも、少しほろ苦いラストに落とし込んでいます。

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子どもの頃はこのラストについて何とも思わなかったけど、大人になって改めて観ると切なかった……

構図として非常に似ている『アラジン』と『ミセス・ダウト』。

ある意味で『アラジン』を現代を舞台にリブート実写化させたらこうなるかも、という目線でも観ることが出来ます。

家族で観てほっこり、1人で観てしんみり。

是非『ミセス・ダウト』を楽しんでみて下さい!

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